価格差・時間差・地域差などを利用して
安く買って、高く売る、という手法です。
例えば、円、ドル、ユーロの相場で
考えてみましょう。
今日のレートを見ると
1ドル=80.16 円
1ユーロ=101.37 円
になっていました。
この値から、1ユーロが何ドルか?
を計算してみると
1ユーロ=1.264595808 ドル
になります。
もしも仮に、国際相場として
1ユーロが、1.20 ドルだったとすると
ドルを(円で)大量に買います。
例えば、100万ドルを8016万円で買って
そのドルをユーロで売ると
100万ドル→833,333ユーロになります。
そのユーロを円で売ると
833,333ユーロ→8447万5千円になります。
つまり、435万5千円の儲け。
(実際には手数料がかかるので手取りは減ります)
つまり、円で換算したユーロ/ドルのレートと、
実際のユーロ/ドルのレートとの差があれば
売買を回せば儲かる。ということです。
あるいは、ブックメーカ(サッカーなどの
勝敗を当てる掛け)で、オッズが2倍以上の
勝敗逆パターンがみつかれば、
両方に掛ければ儲かる。という事になります。
例えば仮に、ブックメーカAでは、
チームα:チームβ = 2.2 : 1.8
ブックメーカBでは、
チームα:チームβ = 1.9: 2.1
というオッズになっていたとすると、
ブックメーカAでは、チームαに掛け
ブックメーカBでは、チームβに掛ければ
α、βのどっちが買っても儲かる事になります。
αが勝った方が儲けが大きいのですが
βが勝っても儲かります。
おっと、それなら私も、オイラも、アタシも
やってみようかな。。。と思うかも知れませんが
稼げるパターンを探し出すのが
簡単ではありませんし、
相場やオッズは刻々と変化します。
売買手続きの最中にレートが変わってしまい
手数料含めると赤字になってしまう
という可能性もあるのです。
なにより、儲けるためには、
大量の資金が必要になります。
435万5千円の儲けの例は
8016万円を投じた場合なので
もし、8万円しか資金が無かったら
儲けは、1000分の1になり
4千円少々の儲けになります。
手数料が引かれるので、赤字かも?
という訳で、誰でも簡単に(確実に?)儲かる
のであれば、みんなそれをやってるワケで
そうじゃないのは、やっぱり
理由があるのです。
簡単に確実に儲かるのは
「儲かるよ」と言って、ノウハウを売る人
なのですね。
気をつけましょう。
ありがとうございました。
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